2017/05/06(土)リーグ戦 第1節
鹿児島大会
日本精工 | 2 |
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8 | Honda |
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | H | E | |
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日本精工 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||
Honda | 0 | 4 | 0 | 0 | 4 | 0 | × | 8 |
4月22日の開幕戦で、伊予銀行VERTZに惜しくも敗れたブレイブベアリーズ。今後のリーグ戦・前半では、5月6日(土)・7日(日)を「第1節」とし、以降6月3日(土)・4日(日)の「第5節」まで、毎週土曜・日曜に各1試合ずつ、計10試合を戦います。
5月6日(土)・7日(日)の第1節は、鹿児島県・鴨池市民球場で行われました。第1節の初日、6日の対戦相手は、2016年シーズンを6位で終えたHonda Reverta。予定より15分遅れの13時15分、ブレイブベアリーズ先攻で試合が始まりました。
1回表、ブレイブベアリーズの攻撃。この日1番バッターに起用された主砲・安井聖梨奈は、プレイボールが告げられた直後の初球をショートへ転がし、内野安打! 安井に代わり、1塁ランナーには代走・江口裕里が入ります。さらに続く2番の中村白は、1ボールからの2球目をレフト線ライン際へ痛烈な当たりを放ち、連続ヒット!
その後、2アウト2、3塁で迎えたのは5番の尾西未紗。尾西は初球をレフト前にタイムリーヒットを決め、ランナーの江口、中村が帰って2点先取!
ムードメーカー・柴﨑さくらがベンチ前で得点コールを叫ぶ恒例のパフォーマンスも飛び出し、初回からベンチ、観客席は大盛り上がり。幸先の良いスタートを切ります。
1回裏、ブレイブベアリーズのマウンドに上がったのは、ルーキーの山田夏生。先頭打者の左中間へのヒット性のあたりを、レフト・穐山奈央がダイビングキャッチ! その後ヒット、盗塁を許し、2アウト2塁の局面を迎えますが、4番バッターをセンターフライに打ち取り初回を0点に抑えます。
しかし2回裏。先発・山田は1四球、3本塁打で4点を与えてしまいます。スコアは2-4となり、バッテリーが交代。ピッチャーにルーキーの白川果歩、キャッチャーに2年目の重石華子と、開幕戦に続き〝次世代バッテリー〟が引き継ぎます。
白川・重石バッテリーはその後のバッターに2安打1四球で2アウト2、3塁とされ、ここで4番バッターを迎えるピンチに追い込まれます。しかしここは、落ち着いてセカンドゴロに打ち取り無得点に抑えました。
2回表、無得点に終わったブレイブベアリーズ。3回表は1番・安井、2番・中村の連続ヒット、さらに4番・松田愛実のデッドボールで1アウト満塁のチャンスを迎えるも、追加点ならず。4回表もこの回先頭バッターの瀧中美緒、続く重石の連続ヒットなどで2アウト1、3塁としますが、あと一歩届かずこの回も無得点となりました。
一方、守る3回裏、4回裏では、白川・重石バッテリーが踏ん張りを見せます。3回裏には2アウト1・3塁のピンチを迎えますが無得点に抑え、4回裏、2アウト2塁の場面でも落ち着いた投球で打ち取り、追加点を許しませんでした。
5回表、ブレイブベアリーズの攻撃は村井彩乃から。村井は手堅くセンター前へヒットを放ちます。その後、デッドボールなどで2アウト1、2塁とするも、追加点は取れませんでした。
そして5回裏。交代後、ここまで無得点に抑えていた白川・重石バッテリーですが、この回の先頭バッターにホームランを浴びてしまいます。続くバッターをサードゴロに打ち取ったところで、ピッチャーを交代。マウンドには藤嶋涼菜が上がります。しかし藤嶋は最初のバッターにホームランを喫し、その後さらに3安打などで2点を与える結果に。この回計4失点となり、スコアは2-8と点差が広がってしまいました。
6回は両チーム無得点で終え、最終回へ。7回表、松田が右中間にヒットを放つも、反撃はここまで。2-8で試合を終え、今シーズン初勝利は翌日以降に持ち越されました。
「1回から安井、中村とよく繋いで尾西がタイムリーを打ち、2点を先取することができました。その後もチャンスはあったのですが、追加点を取れなかったことが響きました」
「今日は、練習してきた打撃が成果として出ていました。このように自分たちの戦いが出来れば、次の試合に繋げられるでしょう」