2017/09/03(日)リーグ戦 第6節
茅ヶ崎大会
日本精工 | 1 |
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6 | SGホールディングス |
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | H | E | |
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日本精工 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||
SGホールディングス | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | × | 6 |
9月3日、前日に引き続き神奈川県の茅ヶ崎公園野球場で、第6節・2試合目が行われました。対戦相手は、現時点で7勝を上げている「SGホールディングス ギャラクシースターズ」です。
前日は雨上がりの晴天で厳しい暑さとなりましたが、この日は涼しい海風が吹き抜ける曇り空。1部リーグ戦2勝目を目指し、選手たちは元気にグラウンドへ飛び出しました。
1回表、ブレイブベアリーズの攻撃。1番・村井彩乃が鋭い当たりを放つもショートライナー、また3番・安井聖梨奈もレフトへ大きな打球を飛ばすもレフトフライとなり、無得点に終わります。
1回裏、先発ピッチャーを任されたのは、前日に続き藤嶋涼菜。藤嶋は立ち上がりから四球、ヒットなどで2アウト満塁のピンチを迎えます。そしてタイムリーヒット、守備の乱れなどで4失点。なおも2アウト2、3塁とピンチが続きますが、3塁線を越えたファールライナーを、サード・新美天理がファインプレーでキャッチ!追加点は許さず、0-4で初回を終えました。
2回表、4点差を追いかけるブレイブベアリーズの打順は、この日4番に起用された尾西未紗から。尾西は右中間に落とすヒットを放ち、代走に穐山奈央が入ります。続く新美天理のショートゴロの間に、ランナーの穐山は2塁へ進塁。
その後2アウト2塁となり、バッターは杉山まれい。2塁ランナーの穐山が盗塁の素振りでバッテリーを揺さぶる中、杉山は2球目をセーフティーバント。足元のフェアゾーンぎりぎりにボールを転がすと、捕球したキャッチャーのファーストへの送球が乱れ、この間に2塁ランナーの穐山は俊足を活かし一気にホームイン!
1塁ランナー・杉山の盗塁失敗で3アウトとなりましたが、この回ブレイブベアリーズは1点を返し、4-1と点差を3点に縮めます。
2回裏、藤嶋はこの回の先頭バッターから2連続ヒットを浴び、ノーアウト1、2塁とされます。しかし続くバッターをショートゴロに仕留めると、ショート・松田愛実がセカンド・杉山へ、そしてファースト・安井へとボールを送り見事なダブルプレー!
次のバッターにはヒットを許し1点を追加されますが、後続はライトフライに打ち取り、1失点に抑えました。
5-1で3回表を迎えたブレイブベアリーズ。この回2番目のバッター・原野友希が痛烈な当たりを放つも、惜しくもファースト正面のライナーに倒れ、得点には至りませんでした。
3回裏、ブレイブベアリーズのバッテリーはピッチャー・白川果歩、キャッチャー・重石華子に交代。ツーベースヒットなどで2アウト満塁のピンチを迎えますが、続くバッターをライトフライに打ち取り、無失点で切り抜けます。
4回表には中村白が二遊間を抜けるヒットを放ちますが、得点には結びつかず。
4回裏、白川は先頭バッターにヒットを許しますが、続くバッターはショートフライに抑え、その後盗塁を狙った1塁ランナーをキャッチャー・重石とセカンド・杉山の連携で2塁タッチアウト!次のバッターからは三振を奪い、4回も無失点に抑えました。
5回表、新美が快音を響かせるも、サードの好守備でサードライナーに。ブレイブベアリーズは6回まで無得点が続きます。
5-1のまま迎えた5回裏。マウンドの白川は先頭バッターにスリーベースヒットを打たれると、続くバッターにタイムリーヒットを許し、1失点。6-1と点差を広げられます。
なおもノーアウト2塁のピンチが続きますが、次のバッターをセンターフライに打ち取ると、センター・中村がすかさず2塁へ送球。飛び出したランナーは戻れずにフォースアウト。一気に2つのアウトを取ります。
続くバッターにヒットを打たれ、2アウト1塁とされたところでピッチャー交代。先発の藤嶋が再出場でマウンドに上がります。
藤嶋は次のバッターをライトフライに打ち取り、3アウト。また6回裏はセカンドゴロ、セカンドライナー、セカンドゴロと三者凡退に抑え、再出場後の4人のバッター全員を完璧に打ち取りました。3アウト目のセカンドゴロはセンターに抜けるかと思われた打球でしたが、セカンド・杉山がファインプレーで捕球。最終回に望みを繋ぎます。
最終回、7回表のブレイブベアリーズの攻撃。2回表にライト前ヒットを放った尾西が、レフト前へこの日2本目のヒット!
2アウト1塁で平井真理子が代打に起用されましたが、サードへのファールフライに倒れ、6-1で敗れる結果となりました。
「昨日に続き、初回が課題となりました。初回のバッテリーと野手が噛み合えば、良くなってきた打撃もさらに活かせます。選手はみんながんばっているので、この悔しさを来週にぶつけ、来週こそは勝たせてあげたいです」