2018/09/07(金)リーグ戦 第3節
岡山県新見大会
日本精工 | 4 |
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2 | Dream Citrine |
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | H | E | |
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日本精工 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | ||
Dream Citrine | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
9月7日、ブレイブベアリーズはリーグ戦の後半戦初日・第3節第1試合に臨みました。
この日は平日の開催でしたが、会場の岡山県・新見市憩いとふれあいの公園には応援団、ファンが駆けつけ、選手たちに熱い声援が送られました。
前半戦を6戦全勝で終えたブレイブベアリーズ。この夏、さらにトレーニングを重ね、いよいよ正念場です。もちろん目指すは後半戦も全勝、そして1部リーグへの再昇格です。
この日の対戦相手は、前半戦を3勝3敗の3位で折り返したDream Citrine。蒸し暑さを感じる曇り空の下、13時にプレイボールが告げられました。
1回表、ブレイブベアリーズの攻撃。1番・中村白、2番・黒木美佳が連続四球で出塁すると、3番・新美天理がバントを決め、1アウト2、3塁とします。
先取点のチャンスを迎え、ファンからの大声援を受けて打席に入ったのは主砲の4番・安井聖梨奈。ファンの期待に応えるかのように安井の打球は右中間へ伸び、スリーランホームラン!ホームに帰った安井は仲間たちからハイタッチで迎えられます。
5番・山本悠未は三振に倒れますが、6番・江口裕里はサードへの内野安打で出塁! 7番・重石華子は1塁方向へ良い当たりを放つも、ファーストライナーとなり、3アウト。
しかしブレイブベアリーズは3点を先制し、3-0で初回の攻撃を終えました。
1回裏、ブレイブベアリーズのマウンドに上がったのはエース・藤嶋涼菜。キャッチャーは重石がつとめます。
藤嶋は先頭バッターに四球を与えノーアウト1塁としてしまいますが、後続を三振、ショートゴロ、三振と、無得点に抑えます。
2回表、ブレイブベアリーズの攻撃。この回先頭バッターの8番・松田愛実が初球をセンター前に運び、ノーアウト1塁とします。9番・西岡彩乃は三振を喫しますが、続く中村がレフトへのツーベースヒット! 1アウト2、3塁とチャンスを作るものの後がつながらず、3-0のまま2回の攻撃を終えました。
2回裏、3回表と両チーム無得点で迎えた3回裏。藤嶋は最初のバッターから三振を奪いますが、その後3連続ヒットを浴び1点を失います。1アウト2、3塁で続くバッターにもセンター前ヒットを打たれ、3塁ランナーが帰りさらに1失点。2塁ランナーもホームを狙おうとしますが、センター・中村が好返球!ランナーが3塁へ戻ろうとすると、ファースト・安井がマウンド付近で中村からの返球をカットし、すかさずサード・新美へ。ランナーをタッチ・アウトに仕留めます。
次のバッターはショートフライに打ち取った藤嶋。この回2点を奪われましたが堅い守りで追加点は許さず、3-2で4回へ入りました。
追加点が欲しいブレイブベアリーズ。4回表は、この回2人目のバッター・西岡がライト方向へホームラン性の当たりを見せますが、惜しくもフェンス際でキャッチされアウト。また5 回表には、この回先頭バッターの黒木が右中間を破るツーベースヒットを放ち、さらに2四球で1アウト満塁としますが得点ならず。6回表は3人で攻撃を終え、追加点を上げられません。
一方、守りでは 藤嶋が好投を見せ、4回裏からの3イニングを連続三者凡退。試合は3-2のまま最終回を迎えました。
7回表、ブレイブベアリーズの攻撃。1アウトランナーなしで打席に立った新美が、二遊間へ転がす内野安打で出塁します。さらに新美は盗塁を決め、続く安井は四球を選び、1アウト1、2塁。そして次の山本がショート強襲のヒットを放ち、1アウト満塁とします。
ここでバッターボックスに入ったのは、初回に内野安打を打った江口。江口はレフトへ犠牲フライを上げ、3塁ランナーの新美がホームイン!後続は倒れましたが、ブレイブベアリーズは念願の追加点を奪い、スコアを4-2としました。
7回裏、藤嶋は死球と内野安打で1アウト1、2塁とされます。しかし続く2人をサードライナー、セカンドゴロに打ち取りゲームセット! 4-2で7連勝を決めました。
「後半戦、まず1勝できて良かったです。しかし攻撃では点を取れるところで取りきれず、守備でもリズムを作りきれなかった部分があり、課題となりました。先々を見ずに、まず明日の2 試合を油断せずに勝っていきます」
「1番バッターから塁に出て回してくれた場面だったので、犠牲フライでいいからつなごうと思って打席に入りましたが、打った瞬間に手応えを感じました。前半戦からの全勝がつなげられるように、これからの試合もがんばります」
「前半戦が終わってから、速球に加え他の球種にも取り組んできました。今日は『バックに任せれば大丈夫だ』という信頼感から、いろいろな球種を試しながら気持ち的に楽に投げることができました。今後の試合でも、これまで練習してきたピッチングをぶつけて、絶対に全勝して1 部リーグに昇格します」