2018/10/13(土)リーグ戦 第5節
福岡県北九州大会
NEC | 0 |
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8 | 日本精工 |
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | H | E | |
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NEC | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
日本精工 | 3 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | ✕ | 8 |
2部リーグ・アドバンスセクションを全勝で1位通過したブレイブべアリーズ。10月13・14日に、福岡県・ひびきコスモス運動場での順位決定節に臨みました。
順位決定節はトーナメント方式ですが、ページシステムで行われます。1部リーグ昇格を懸け、まず13日に、
①ブレイブべアリーズ(アドバンスセクション1位) vs NECプラットフォームズRed Falcons(ホープセクション1位)
②大和電機工業(アドバンスセクション2位) vs 靜甲(ホープセクション2位)
の試合が行われます。
そして翌14日午前には、①の敗者と②の勝者が対戦。この試合で勝ったチームが、①の勝者と午後に最終決戦を行い、勝利したチームが1部リーグ昇格となります。
順位決定節初日の13日は、抜けるような空が広がる秋晴れとなりました。ブレイブべアリーズの1部リーグ昇格を後押ししようと、会場には大勢のファン、応援団の姿が。NECプラットフォームズRed Falconsとの対戦は、12時30分にプレイボールが告げられました。
1回表、ブレイブベアリーズの先発バッテリーは、ピッチャー・藤嶋涼菜、キャッチャー・馬場未波。藤嶋は1番バッターからセカンドゴロ、2番バッターから三振とテンポ良く2アウトを取ります。しかしその後、大事な一戦の緊張感からか内野エラーで2人に出塁を許し、2アウト1、3塁としてしまいます。初回からピンチを迎えた藤嶋ですが、後続はショートゴロに打ち取り3アウト。無失点に抑えました。
1回裏、ブレイブベアリーズの攻撃。1番・中村白がフェンス超えまであともう一伸びという当たりを打ちますが、惜しくもセンターフライ。2番・黒木美佳は死球で1アウト1塁とします。そして3番・新美天理が放った打球はレフトポール際へ伸び、ツーランホームラン!ブレイブベアリーズは2点を先取します。
さらに4番・安井聖梨奈も、打った瞬間に大歓声が上がるソロホームラン!3点目を奪います。
5番・江口裕里はファーストゴロに倒れますが、6番・山本悠未がライト前ヒットで2アウト1塁。7番・馬場はショートフライで3アウトとなりましたが、ブレイブベアリーズは初回に3点を先制し、0−3としました。
2回表、藤嶋はこの回最初のバッターに四球を与え、ノーアウト1塁とします。ですが次のバッターのショートゴロを、ショート・松田愛実が捕球し、2塁に入ったセカンド・黒木に送球、さらにファースト・安井へ送られダブルプレー!後続はセカンドゴロに打ち取り、無失点に抑えます。
2回裏の攻撃では、8番・杉山まれいがセンター前ヒットを放ちますが追加点ならず。
3回表は、2アウトからエラーで出塁を許し2アウト1塁としますが、盗塁を仕掛けたランナーをキャッチャー・馬場からセカンド・黒木への送球でアウトに仕留めます。
0−3のまま迎えた3回裏の攻撃。新美、安井が連続四球で出塁し、ノーアウト1、2塁とします。続く江口はファーストゴロで3塁フォースアウトとなり、1アウト1、2塁。次の山本のレフトフライで、2塁ランナーの安井がタッチアップし3塁へ進塁。2アウト1、3塁とします。そして続く馬場の打席で、1塁ランナーの江口が盗塁、さらに相手野手が落球した間に3塁ランナーの安井がホームイン!ブレイブベアリーズは1点を追加し、0−4と点差を広げます。
4回表、4回裏、5回表は両チーム無得点となり、0−4のまま試合は5回裏へ。この回先頭バッターの黒木がセンター前ヒット、続く新美がライト前ヒットでノーアウト1、3塁とします。ここで迎えるバッターは、1回にホームランを打った主砲・安井。安井はまたも右中間へのスリーランホームランを放ち、スコアは0−7。さらに続く江口は打球をセンターへはじき返し、俊足を活かしてスリーベースヒットに!そして次の山本の犠牲フライで江口がホームに帰り、1点を追加します。この後、杉山の内野安打、松田のエンタイトルツーベースヒットが出ましたが追加点ならず。しかしブレイブベアリーズはこの回に4点を追加し、0−8と点差を大きく広げました。
6回表、ブレイブベアリーズのマウンドには、山田夏生が上がりました。山田夏生はこの回をセンターフライ、セカンドゴロ、三振の三者凡退に抑えます。
6回裏の攻撃は無得点に終わり、迎えた7回表。山田夏生はツーアウトから1人にヒットで出塁を許すも、最後のバッターをセンターライナーに打ち取り、ゲームセット!
順位決定節の初戦を大勝したブレイブベアリーズ。この勢いのまま翌日の試合に勝てば、念願の1部リーグ昇格が決まります。
「選手たちは緊張していたと思いますが、積極的にバットを振るなどコーチが教えたことをしっかりやり切り、この結果に繋がりました。明日も選手を信じてやるだけです。絶対に勝ちます!」
「これまでやってきたことをやれば大丈夫だと思ってマウンドに上がりました。シーズンの始めから目標に掲げていた『守備から流れを作る』ということを、今日はしっかりとやれたと思います。明日も仲間を信じ、キャッチャーのサイン通りに投げられるよう、思い切って投球したいです」
「今日は緊張しましたが、この日のために今まで頑張ってきたので、来た球を振り抜こうと思い打席に入りました。私だけでなく、みんなも緊張していたのですが、先取点を取ってから楽しくプレーできたと思います。明日はもう、ただやるだけです。今までやってきたことを全て出し切りたいと思います」
「1回は、新美さんがホームランを打った後だったので気楽に打てました。2本目はボール球だったのですが、入ってくれて結果オーライです。明日の対戦相手はまだどちらか分かりませんが、自分たちの戦いをやるだけです。今日の雰囲気でやれば、明日も勝てると思います」