10月25日、ブレイブベアリーズのホーム、滋賀県の草津グリーンスタジアムでの第10節の2日目。昨日にも増す晴天の中、ブレイブベアリーズにとっての今シーズンの最終戦を迎えました。対戦相手は、トヨタ自動車です。

ピッチャーは、ブレイブベアリーズのエース、藤嶋。1位チームを前に、4回まで無失点の好ピッチングを見せます。そして、4回のブレイブベアリーズの攻撃時に、交代した相手チーム投手の立ち上がりに乱れがあり、ヒットのほか、フォアボールなどの積み重ねで、1点を先制しました。5回に1点をとられてしまい、同点に追いつかれますが、その回の攻撃時で執念を見せます。この回の先頭バッターの松田が出塁し、攻めるブレイブベアリーズは、後藤が代走に。送りバントなどで後藤が3塁に進み、2アウトでバッターボックスに入った、この試合絶好調の滋賀県出身の沢が二遊間を抜くタイムリーを放ち、後藤がホームイン。1点を取り返しました。

しかし、首位チームの壁は厚く、また守備の乱れもあり、6回に5点の追加点で逆転、7回に1点の追加点で、リードを広げられてしまいます。7回裏に野木のツーベスヒットで1点を取り返します。勝つことはできませんでしたが、最後まであきらめないブレイブベアリーズの姿勢を表した試合でした。

＜試合後インタビュー＞

遠藤麻美監督

「先制点を取り、良い形で試合を進めていましたが、終盤に逆転され、悔しい結果となりました。勝てる試合を勝ちきることが来シーズンの課題です。10/26に、最終順位が決定するので、最後まで諦めず結果を待ちたいと思います。ご声援、ありがとうございました。」

日本女子ソフトボールリーグ機構のWebサイトにて、本試合のレポートや動画をご覧になれます。